新シリーズを始めます。
私が普段作って食べている賄い飯・つまみを紹介するシリーズです。
私の本業はビジネスホテルのオーナー。
とは云っても仕事の60%以上は調理師。
普段は朝ホテルの朝食バイキング用のフレッシュサラダを作り、日替わりスープを作り。
午後は夕食1,000円の日替わり定食を仕込んでおります。
いつでも食材はあります。美味しそうな材料があると、ちょこちょこと賄い飯を作って、家族社員に振る舞っております。
賄い飯も馬鹿にはできません。
あの、ハヤシライスが元々残ったご飯に、残ったビーフシチューをかけた賄い飯だったことは有名な話です。
最近高級割烹店などで出くる、おにぎり茶漬けなども最初はきっと賄い飯に違いありません。
私も10年後20年後の定番料理を目ざし、賄い飯・つまみを発表してゆきます。
完全オリジナルから雑誌テレビ・インターネットからのパクリも出てきます。
実際作った物のみを紹介してゆきます。
その1、カキフライ丼
カキフライは私の大好物の一つ。これから寒さが増す事にカキはどんどん美味しくなります。
昨夜作った定食のカキフライが残っておりました。
そこで天つゆにサトウを少し足し、ざく切りしたタマネギをこの汁で下煮し。
タマネギに火が通ったところでカキを入れ、衣が充分汁を吸い温まったところで溶き卵を回しかけ、一煮立ちしてできあがり。熱々ご飯に盛りいただきます。残ったフライ・カツなどはこうすると美味しくいただけます。