初めて大津波警報を体験しました。
昨年、静岡地震の時、津波警報が出たのに誰も避難してこず拍子抜けしましたが、
今回は大津波警報、ご近所のお年寄りや子供が15人ほど避難してきました。
それより大変だったのは通行止めで足止めをされてしまった人たち。
清水区サッタ付近は東名高速、国道1号、JR東海道本線が平行して海岸線を通っている。
ここが波をかぶると、本州中部の物流がストップしてしまう。
大津波警報で案の定通行止め!! 東海道新幹線も止まった。
新幹線静岡駅からあふれた旅行者、静岡から富士方面に帰れない人たちで、静岡市内のホテルは満員。静岡駅からタクシー代が5千円かかる当ホテルまで来たお客様もいた。
本朝、新幹線は動いたのに、残り3路線は頑固に通行止め。
大津波警報が解除されないためだ。
サッタ付近では、波穏やかで通行に支障がないのにかたくなに規制を解かない。
愛知県のある町から救援出動したハイパーレスキュー隊まで渋滞で身動きできず、とうとうUターンしていきました、たぶん中央道に向かったのでしょう。
この交通止めによる被害は、地震の二次被害ではありません。
融通の利かない、責任を取らない役人の責任だ。
今15時20分、やっと少し動き出したようだ。